消える終着駅と高低差をたどる北急散歩。

鉄道のはなし

先日メインブログ「Osaka Metropolis」で北大阪急行千里中央駅で8000形40周年のポスター展示を見た感想を記事にしました。

北急8000形が2027年より引退へ【ポールスター号】
北大阪急行は8000形車両「ポールスター号」が2027年以降、順次引退することを公表しました。ポールスター号引退へ北大阪急行8000形車両「ポールスター号」が2027年以降、順次引退します。ポールスター号は「ローレル賞」も受賞した北大阪急行…

こここではその裏話というか、カメラ片手にあちこちへお散歩した「日常の記録」としてゆるゆるとここで残しておこうと思います。

今回のお散歩コースは、千里中央駅から緑地公園駅まで、寄り道しつつで約8kmの大移動でした。

そもそもなぜ散歩?

「なんで急に8kmも散歩?」って話なんですが、理由はシンプル。20代後半に突入し、いよいよ無視できなくなってきた「圧倒的な運動不足」を解消するためです。

昔からインドアで、運動とは無縁の生活。じわじわと体にツケが回ってきたのを感じて、「これはそろそろ、自分の体に投資を始めないとまずいぞ」と一念発起しました。食事改善だけでは限界があったので、信じたくはないけど有酸素運動が正義なのかも。

とはいえ、近所をただ周回するだけじゃ絶対に三日坊主になるタイプ。そこで「メインブログのネタ探し」や「自分の好きな風景の採集」をウォーキングの大義名分にすることにしました。モチベーション、何より大事。

実は今月の頭からゆるくスタートしていて、少し前に書いた「淡路高架工事の探訪記事」も、このウォーキング習慣の一環だったりします。

第3回 阪急淡路駅の高架工事現場を歩く!
大阪メトロ堺筋線が直通する阪急千里線、そして阪急京都線の2路線がX字に平面交差することで有名な阪急淡路駅周辺では、2028(令和10)年度末の線路切替に向けて30年がかりの大規模な高架化工事を行っている途中です。正式には「阪急電鉄京都線・千…

千里中央が途中駅になった世界線

頭ではとっくに理解しているはずなのに、ホームに立つと体が勝手に「ここは終点」と錯覚してしまう。古参ぶったおじさんに近づきつつあって困ります。

かつての終端の壁(箕面方面)に突っ込む30000系

8000形ポスター展示の記事でも触れましたが、未だに電車が折り返さずに箕面方面に向かうことに違和感があるんですよね。「あぶない!壁に突っ込む!」って脳が言ってくる感じ。感覚のアップデートには、もう少し時間がかかりそう。

セルシー解体始まってる

千里中央駅と直結する商業施設「千里セルシー」。大阪北部地震をきっかけに営業休止して以降、長らく放置されてきましたが、ようやく解体が始まっていました。

建物を囲うシートだけでも特徴的なシルエットだったことが分かります。

ニュースでは聞いていましたが、いざシートに覆われた現場を目の当たりにすると、やっぱり少し胸がザワつきます。

大階段から先が壊されています。

大階段から広場のにかけての床面が、少しずつ壊されていくリアル。

セルシーは管理人メトロポリマンにとって思い出の場所で、小学生の頃、江坂からわざわざ千里中央のセルシーまで習い事で通っていたのです。

その習い事は途中で辞めたのですが、友達に誘われて始めた次の習い事もセルシーだったという……

よく使っていたエスカレーターがあったはず。

そんな感じで、何かとセルシーに縁のある子ども時代だったのです。現地を見ると、当時の空気感や思い出が昨日の出来事のように思い出されます。あそこのゲームセンター、1度だけでも行ってみたかったな…。

そんなセルシーと会える日もあとわずか。

私の中にいた終着駅の記憶は思い出の中に消えつつあります。少し寂しいですが、変わっていく千里中央も今後も見つめていきます。

どうやら「高低差」に弱いらしい

高架の構造物が好きなのは自覚していたのですが、歩いて行くうちに、さらに根底にあるフェチに気付かされました。たとえばこの風景。

コンクリートが作りだす、好みの高低差。

場所は豊中市上新田。桃山台の不二家の傍を流れる天竺川です。

川の両側にそびえ立つ無機質なコンクリート壁。住宅地を遮断し、しかも両岸で土地の高さが異なる歪さ。そしてうっそう生い茂る濃い緑のグラデーション。

こういう風景に妙にテンション上がって「私はこの高低差に惹かれるんだな」と気付かされました。

桃山台車庫の第3の門?

北大阪急行の唯一の車両基地である桃山台車庫。ここの入口って3箇所あるのはご存じですか?

1つ目は新御堂筋に面した出入口。車両の陸送搬入はここから行われています。
2つ目は留置線に面したところ。車両がよく見えるスポットなので、お馴染みな方も多いかも。

この新旧の並びが見れるのも今のうち。

この日は壁の手前に、引退迫る8000形と現役世代の9000形が1編成ずつ並んでいました。この光景もあと少し……

そして最後の3つ目の門が、南西側にひっそりと佇むの裏口みたいな場所。駐車場や住宅を抜けた先にある場所です。ストリートビューでは見たことあったのですが、実際に来るのはこの日が初めてでした。

裏口(私が命名)の遠景。

検修施設に繋がる入口になっています。

裏口から見えた9000形

側道の坂道を登って車庫を眺めると、車両は6,7両目が少し見える程度。車両好きの方が来ても面白みのない場所かもしれませんが、私にとってはたまらない空間でした。

横から切り取るのがマイブーム

最近電車を撮る中で、風景の一部として車両を横から切り取ることにハマっています。その車両が生きる環境ごとフィルムに収めたい、そんな欲でしょうか。

地下鉄が重層的な街の中央を駆け抜ける。

ここにも高低差があるのが個人的胸熱ポイント。鉄道の上にも下にも人々の暮らしが重層的に存在するのが心に刺さります。

30000系の顔が自動車と重なったのが残念でしたね。でも今日は散歩がメインなので、そそくさと退散しました。

ちなみにここは、服部緑地の端にある通称「ガリバー公園」。緑地公園駅から北に徒歩7分程度で行けます。

家族連れでにぎわう、谷底の緑豊かな公園。

このあたりの土地は谷の底部になっていて、四方に向かって標高が上がっていきます。
そんな場所で北急も眺められれる、私好みのスポットです。

ということで、今回は千里中央駅から緑地公園駅まで、お散歩して気になったことを記事にしていきました。鉄道もそう出ないものも書けるのは個人的に楽しいです。

今後も気が向けば続けてみようと思います。

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